2013年4月18日木曜日

中国製でパチモン

というフレーズを耳にして久しい頃合いですが、ぶっちゃけ日本でも昔は他社のパチモノを作り、さらにパチモノが生まれ・・という図式が立っていたのも懐かしい思い出だったりします。

十字キー
ご存知だと思いますが、これは任天堂が1983年に開発したものです。その後様々な企業が模倣品を出してきているのですね。今では当たり前の入力インターフェースですが、こんな歴史があったんです。

記憶に新しいのが、プレステ。
コントローラに内蔵しているアナログスティック。これも任天堂のニンテンドー64が発祥だったのです。もちろん、振動パックも。

LSIゲームなんてのもありました。
かつてはゲームウォッチという、筐体がDSに似てるアレですが、LSIゲームも色んな企業が出してきました。
自分が子供の頃、そんなLSIゲームを遊び倒していた記憶があります。

・・・うーん、やはり任天堂ってすごいんだなぁ。


長くなりましたが、今回購入したゲームは、そんな子供心をくすぐるLSIゲームに似た筐体です。
なんか、縁日の景品かUFOキャッチャーの景品に出てきそうな感じですが。


サムネイルには悪意を感じさせました。

なんというか、パッケージの時点でWiiUを彷彿とさせるもののようで、おそらくデザイナーさんも狙った感があります。

みなさんもお思いでしょう。中国製なので、中身がアレだと。音がピコピコですごく単調な内容であると。
自分もそう思っていた時期がありました。で、安いので手にとって購入。



そんな面持ちで箱を開ける。
しかし、いざプレイしてみると・・・。


決してLSIゲームのようなチープさはあまりなく、どうやらクリアな音を奏でているようです。「ようです」ってのは、内蔵しているスピーカーの音が悪いためであり、そもそもの音源は割りと良い感じ
非常に残念なのは、イヤホンジャックが搭載されていないこと。もしこれがあれば、間違いなく高音質を実感できたかと思いますね。

あとゲーム内容。
ビシバシスペシャルシリーズのドタバタ感はなく、東京フレンドパークのような躍動感も感じないけども、まったり風だけど、どことなくテトリスのように時間が進むごとに難易度を増していくような感じ。
まあ、ミニゲーム30本立てってことで、普通のカートリッジ交換式のような奥深さはないので、飽きやすいのは確か。ここは仕方ないとこでしょうかね。

気になるところは、やはり画面の小ささと、「じんわ~」っと変化していく液晶。おそらく相当安い液晶を使っているのでしょう。解像度もかなり低いと感じました。もう少し大画面にしても良かったのではないかな?


動画ではあまり感想を述べなくて伝わりにくいのですが、以上のような印象を受けました。

購入するにあたっては、内容は薄いが暇つぶしとしては良いのではないでしょうか。
というのも、30種類のスマホアプリを遊んでいるのと同じ感覚。こう考えておけば、決して失敗しないと感じると思います。


自分もしばらくは、チマチマと遊んでいこうと思います。

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